この記事はシリーズ物です。
シリーズの記事は以下を参照ください
やりたい事を簡潔に纏めるskill皆無な為、長いタイトルになってしまった…。
最初に懺悔いたしますと、かなり試行錯誤しながらFirebaseの実装を進めており、思い出しながら書いています。
もしこれで動かなかったなどありましたら、お気軽にTwitter@YuwUnknown までご連絡くださいmm
ここに載せている情報は、公式を参考に記載しているものです、
情報が古くなっている場合は、一度公式を参考くださいませ。
はじめに
Firebaseで用意されているAuthenticationは、簡単に言うとユーザ認証を指します。
独自でユーザ認証システムを行うとシステム構築が大変なので、TwitterやFacebook、Googleアカウント等の認証を作ってユーザのログイン機能を担ってくれます。
前回のUnityでTwitter認証を行うの記事でも書いたのですが、とりあえず今のところの目標はFirebaseでTwitter認証を行い、認証情報で取得したユーザ名でランキングシステムを作ると言う所を目指します。
そこで今回は、Firebase AuthenticationでTwitter認証を行います。
前回は、UnityでTwitter認証をする方法を記載しました。
そこで記載されている、AccessTokenとSecretが必要となるので、まだ見ていない or AccessTokenの取得方法が分からない方は、まず前回の記事を参考に取得できるようにしておいてください。
project-unknown.hatenablog.com
Firebaseの初期設定
Firebaseをまだ登録されていない方は登録しちゃいましょう!
また、契約やサービス内容についてヒアリングした結果も過去のブログに載せているので、もし料金が〜など不安な方が居ましたら、以下を一読頂ければと思います。
project-unknown.hatenablog.com
Firebaseのコンソールに移動して、プロジェクトを追加します。(私はfirebase-sampleというプロジェクトを作っています。)
プロジェクトの作成が完了したら、作成したプロジェクトをクリックしましょう。Overviewに移動するかと思います。
次に、Authentication -> ログイン方法 -> Twitterをクリックします。
ここで、前回のTwitter Developerに登録した発行した、AccessTokenとシークレットを入力します。
(混同しやすいのですが、これは開発者が登録した際のAccessTokenです)
iOS/Android用の設定を行う
OverViewからアプリを追加してください。
iOSとAndroid両方に展開予定であれば、iOS用とAndroid用2つ必要です。
追加したらこんな感じになっていると思います。
後は、設定ボタンをタップ
以下のようにinfoファイルをダウンロードして、Unityに突っ込みます。
ファイル名は以下の通りです。
- iOS
- GoogleService-Info.plist
- Android
- google-services.json
ここまで実施したらFirebaseの設定は完了です。
Firebase SDKを導入する。
公式からSDKをダウンロードします。
この中に、複数のPackageが梱包されています。
機能毎にPackage名が名付けられているので特に悩まないと思います。
ここでは、以下の2つをimportしてください。
- FirebaseAuth.unitypackage
- FirebaseDatabase.unitypackage
(FirebaseDatabase.unitypackageは次回以降で紹介するRealtimeDatabaseで利用しますので、今のうちに入れておきましょう!認証だけでいいんだよと言う人は、FirebaseAuth.unitypackageで十分です)
Firebase Authenticationのコードを書く。
やっとここでコードが掛けます。
やっている事は、以下です。
- Game起動と同時にUnityからユーザのTwitter認証(Twitterログイン)を行います。
- Twitter認証が完了したら、取得したAccessToken, シークレットの情報を元に、Firebaseへログインします。
ここで一点注意点なのですが、今回使ってきているTwitter Kit for UnityにはDisplay Nameを取得する機能はありません。(2017/9/2現在)
Display Nameとは、以下のキャプチャの通り他のユーザに見える名前です。
これかなり不便ですね…。
ただ、Firebaseの方で取得する機能があります。
上記の例ですと、以下のところです。
newUser.DisplayName
今回はFirebaseと一緒に使うから良いものの、早めにここは追加してもらいたいですね。
では、これを実機で起動してみてください。
(Unity Editor上でも出来るのですが、Editor上だとFirebaseの動作がなんとなく怪しい動作を行うので、可能なら実機で確認しておいたほうが良いです)
以下はXCodeにFirebaseのログインが成功した際に出力しているログを載せておきます。
さいごに
ここまでで、FirebaseにTwitterログインを実現する所まで完了しました。
次はいよいよ、FirebaseのRealtime Databaseに認証したTwitter情報で書き込む所を記載しようと思います。
参考
project-unknown.hatenablog.com